K2WORKSではデザイン・構造・機能・コストなど、建築を構成する各要素をバランス良く設計する事を心掛けています。デザインは良いけれど構造が心配・コストが割高、というようなご心配はありません。
デザインの良い、安全で長持ちする快適な建物をリーズナブルなコストで実現する、という明快なコンセプトを元に設計活動を行っています。
■ 設計~竣工までの進め方
- 最初のご面談から工事着工まで、設計期間は3~6ヶ月、その間1回/2週 程度のペースでお打合せさせていただく事例が多いです。
- 工事着工から竣工まで、5~6ヶ月かかる事例が多いです。
- 下記に、設計~着工~竣工迄の大まかな流れをご説明いたします。
チェックポイント! |
基本設計がまとまりましたら概算工事費を算出し、コストに問題はないかどうか確認します。ご予算を超えている場合は、どこを変更してコストを抑えていくか、基本設計項目を見直しましょう。 |
チェックポイント! |
実施設計がまとまりましたら、これまで検討してきたことの見落としがないか、少し変えたいところはないかなど、見積もりに影響がある部分を再確認します。 実施設計図面は、延べ30~40坪のお住まいでA3版で40枚位になります。 |
チェックポイント! |
複数の会社から見積もりを徴収すると、各施工会社のその時の受注意欲や価格競争力によって、工事金額に20%程の差が出る場合もあります。見積りの落としや勘違いがないか、それぞれの明細を確認して後のトラブルにならないよう調整します。 |
チェックポイント! |
設計者が行う「監理」と工事施工者の「管理」とは違います。「監理」は設計図書に基づいて正しく施工されているかどうかの確認、「管理」は工程調整や職人の手配など施工を行うための業務です。 延べ30~40坪の住宅の場合、「監理」回数は25回位です。要所要所で建て主さんにもお立合いいただけるようにしています。 |
完成・お引渡し |
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弊社の完了検査・官庁許認可完了検査・お客様検査、各段階での手直しを経て、施工会社からお客様へのお引渡しをサポートします。 <お引渡し時の流れ> ・手直し箇所の確認 施工会社から ・設備機器等の取扱い説明 ・工事関係書類の提出 ・鍵のお引渡し |
チェックポイント! |
お引渡しではローンでの工事残金のお支払いや登記の手続きが必要です。お引渡しに先だって各手続きをサポートをいたしますのでご安心ください。 |
■ 設計料について
- 住宅の場合、設計料と監理料を含めた設計監理報酬は、工事費の10%(+消費税)です。
- なお、小規模なお住まいの場合でも、設計監理上必要な設計図書の作成や現場監理の回数は極端には減少しませんので、最低金額は150万円(+消費税)とさせていただいております。
- 住宅以外の場合はお見積りいたしますのでお気軽にお問い合わせください。
■ 工事費について
- 工事費は物件毎に面積や仕様で異なります。同じ仕様であれば面積が大きいほど坪単価当たりの工事費は下がります。
- 設計事務所ですので色々な素材をお選びいただく事が可能なのですが、ご面談時やご提案時には工事費の目安となるものがないとご判断が難しいですから、下記のような仮仕様を設定しています。
- 下記仮仕様の場合、30~40坪の木造2階建住宅で、55万円/坪 を目安にお考え下さい。
部位 | 標準設定仕様 | 備考 |
---|---|---|
基礎 | ベタ基礎 | 地盤改良は別途 |
外壁 | モルタル下地ジョリパット仕上げ(サイディングも可) | 通気工法 |
構造耐力 | 性能表示等級3レベル | 建築基準法の1.5倍レベル |
断熱材 | 充填断熱(グラスウール24K) | 新省エネ基準(H4)レベル |
サッシ | トステム デュオ+ペアガラス | |
内部建具 | 木製規格品(パナ・リクシル等) | 玄関ドア:トステム |
内壁・天井 | 石膏ボード下地、壁紙張り | |
床 | ムクフローリング張り(水回りはクッションフロア) | ネダレス工法 |
キッチン | 定価100万円程度のシステムキッチン | |
浴室 | 定価100万円程度のユニットバス又は在来工法浴室 | |
トイレ | 定価20万円程度の衛生器具 | 洗浄便座付 |
換気設備 | 第3種換気方式 | 換気扇+居室給気口 |
電気設備 | 敷地内工事とも本体に含む | 引込みとも |
給排水設備 | 敷地内工事とも本体に含む | 引込みは別途 |
エアコン | 別途 | 40万円/戸程度が平均的 |
照明器具 | 別途 | 30万円/戸程度が平均的 |
外構工事 | 別途 | 敷地面積・形状によって異なります |
上記、別途扱いのものについてもご提案時には全体の概算金額を提示致します。
弊社の標準的な仕様と工事費との関係を示したものです。仕様の変更は可能ですし、変更した場合の工事費についても都度、ご確認いただきながら設計を進めています。