柱の蟻害 2

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これも蟻害による柱の腐食(腐朽)です。ドライバー下の土台の被害は少ないのに柱だけが白アリに食われていました。
最近の建築では、大きく分けて以下のように木材の防腐、防蟻措置を施します。(住宅金融普及協会 木造住宅工事仕様書)

 1.木材自体が腐食・白アリに強いものを使う。
 2.木材に防腐、防蟻薬剤を浸透させる。(工場にて)
 3.木材に防腐、防蟻薬剤を塗布する。(現場にて)

1 の方法では土台にはヒノキやヒバ等を使いますが、素材の価格が高いのがネックです。
2 の方法は土台によく使われています。柱は室内に面する場合がありますので、薬剤の蒸散を考えると人体には好ましくないと考えられます。
3 の方法は現場の建方後に行われる事が多いため、柱下部など浸透しにくい箇所が弱点になりやすいです。また、保証期間が一般的には5年程度ですので、白アリ害の危険性がある地域・場所では再施工が必要です。