コンクリートの調査

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改修を前提とした調査では、コンクリート基礎の強度調査を行います。
コンクリート基礎の立ち上がり部分を円筒状に抜き取り、機械で潰して強度を計測する
方法によって正確な数値を把握できますが、コストもそれなりにかかりますので、ビルや
マンション等の大きな建物で採用される事が多いです。
住宅の場合は簡易な方法を使う例が多く、写真のようなテストハンマーを使い、打撃時の
反発力から強度を推定します。測定誤差を小さくするために20ヶ所の平均値を採用します。

耐震改修でコンクリート基礎と柱の根元をアンカーボルトで緊結する際に、コンクリートの
強度が低くもろい場合は、柱の引抜き力でアンカーボルトがコンクリートごと抜けてしまう
事もありますので注意が必要です。コンクリート強度が低い場合は、既存の基礎に抱き合わ
せて新たな基礎を新設する事で対処します。